
・いつから始められるの?危なくない?
こんな疑問にお答えします。
最近、話題になってきたボルダリングですが、子供の習い事として凄く良い効果があるって知っていましたか?
この記事では子供の習い事としてボルダリングをさせた時の良い効果や何歳から始められるのか、危険はないかなどについてお届けします。
本記事を参考にすれば、ボルダリングがあなたのお子さんのこれからの成長に最適であることが実感できるようになりますよ。
1.体力アップ
2.集中力アップ
3.判断力アップ
4.思考力アップ
5.協調性、思いやる力アップ
・子供は何歳からボルダリングが始められるのか
【親御さん必見】子供が得られるボルダリング効果とは?
子供の習い事として「ボルダリング」を検討されているあなたが気になるのは、やはりボルダリングが子供にどんな効果があるのかでしょう。
ボルダリングの子供への効果をお伝えするうえで、是非知っておいていただきたいのが、国が考える「これからの子供に必要な力」が何なのかということです。
文部科学省では「生きる力」として、
健康・体力
確かな学力
豊かな人間性引用:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/korekara.htm
が必要としています。
そして、ボルダリングで子供が得られる効果は大きく次の5つがあります。
2.集中力アップ
3.判断力アップ
4.思考力アップ
5.協調性、思いやる力アップ
国が示す「生きる力」の要素にかなり似ていると思いませんか?
では、順番にどんな効果があるのか見ていきましょう。
子供のボルダリング効果①:体力アップ
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ボルダリングは全身を使って壁を登るスポーツなので、自然に「体力アップ」の効果があります。
自分の体重を支えるため余分な負荷がかからずに筋肉が鍛えられ、腕や足を大きく広げるので可動域も増えて、体が柔軟になります。
体のバランスや柔軟性は子供が学校で行ういろいろなスポーツでも大いに役立つでしょう。
ボルダリングのホールドをつかむ動作は瞬発力がつくので、とっさの怪我などがしにくくなる効果もあります。
この「体力アップ」の効果は国が必要だと考える「健康・体力」にも一致しています。
子供のボルダリング効果②:集中力アップ
次のボルダリングの子供への効果は「集中力アップ」です。
一見すると、ボルダリングは腕力があれば上手くなれると思いがちなスポーツです。
しかし、頭の働きや集中力が求められるスポーツなのです。
ボルダリングは壁を登り始める前に、コース(課題)を如何にして攻略するかを考える時間があります。
「最初の右手はココで・・・」「次の左足は向こうで・・・」と頭の中で集中してシミュレーションを行います。
この限られた時間の中で、一つのことに集中することはそのまま勉強にも直結します。
子供のボルダリング以外の目標に対しても、集中して取り組む姿勢が養われるので、目標達成しやすくなります。
この効果は国が必要だと考える「確かな学力」の中の「問題解決能力」の向上に役立ちます。
子供のボルダリング効果③:判断力アップ
子供のボルダリング効果で最も顕著なのが「判断力アップ」ではないでしょうか。
壁に登っている最中は、常に体の状態を確認して次の行動を判断しなくてはいけません。
一瞬の判断が成功と失敗の左右する経験を何度も積むことができます。
主体的に判断しているので、もし失敗してもへこたれずに次に挑戦する気持ちも養われる効果があります。
この「判断力アップ」の効果は国が必要だと考える「確かな学力」にも含まれています。
子供のボルダリング効果④:思考力アップ
ボルダリングでのある程度の基礎的な体力がついてくると身についてくるのが「思考力アップ」です。
特にうまく壁が登れないなど失敗をしてしまった時に、失敗の原因を考えたり、何をすれば成功するのかを試してみたりする力が身に付きます。
この”自分で考える癖”は子供に身に付けさせたい一生モノの能力と言っていいでしょう。
勉強はもちろん、子供の将来で正解がないような問題にぶつかってしまった時にこの力があれば乗り切れます。
この「思考力」や「課題発見能力」も国が必要だと考える「確かな学力」で重要な要素になっています。
子供のボルダリング効果⑤:協調性アップ、思いやる力
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ボルダリングは一人で壁を登る個人競技ですが、他の人とコミュニケーションを取らないかというとそうではありません。
むしろ、ジムなどの壁は共有のものなので、譲り合いの精神や相手を思いやる力が必要になります。
また、同じ課題に挑戦している人がいれば、自然とアドバイスをしあったり、コミュニケーションが発生します。
特に子供がボルダリングを行う場合は、同年代の仲間たちとレッスン形式で行うケースが多いので、学校とは違った輪で新しい人間関係を気づくことができます。
この「協調性アップ」の効果は、国が必要だと考える「豊かな人間性」と完全に一致しています。
こう見ていくと、子供がボルダリングをやることで得られる効果は、まさに国が子供に必要だと考える能力そのものが得られるスポーツであるとも言えると思います。
子供のボルダリングは危険では?
子供にとってこんなに良いことづくめのボルダリングですが、子供の安全を考えると「本当にやらせて大丈夫?」と思う気持ちも分かります。
ボルダリングの危険性として「壁からの落下」がよく言われますが、次のことがしっかり守られていれば大きな問題にはなりません。
- 低い場所で自分で壁を降りる(クライムダウン)練習をする
- 低い場所で飛び降りる練習をする
- マナー・ルールを守る
壁から降りる際に怪我をするパターンは大半が上記が出来ていないときにおこります。
いわゆる接触があるスポーツもボルダリング同様にこういった危険性があるので、何事も簡単なところから慣れさせていきましょう。
子供は何歳からボルダリングを始められる?
子供に良い効果があり、危険性もちゃんと対策をすれば問題ないとなれば、あとはいつ頃から始められるかが気になりますよね。
東京都内のボルダリングジムであれば、1歳から利用可能なものもあるなど、年齢制限がないところもあります。
ただし、ルールやマナーを理解できて、しっかり始められるのはやはり5歳か6歳くらいから妥当でしょう。
利用条件を「小学生以上」とするジムも多くあります。
ジムに行かなくても公園なども含めて、無料でボルダリングを体験できるところもあるので、小さいうちは慣れさせてみてはいかがでしょうか。
ボルダリングは子供だけじゃなく親子関係も向上
子供がボルダリングを習い始めるとして、親であるあなたはどのようにすればよいかと考えるのではないでしょうか。
ボルダリングは年齢や男女、身長などで強さが決まらないスポーツです。
子供と一緒にボルダリングを楽しむことで、同じ課題について子供と相談したり、仲間の輪を広げることができます。
仮に一緒にボルダリングをしなかったとしても、小さいうちは基本的には付き添っていくと思いますので、目に見えて子供の成長がわかります。
子供が失敗したときなどはあまり多くは口を出さずに、なんでダメだったのか考えさせるようにすることで、親子の関係もさらに向上していきますよ。
ボルダリング子供効果まとめ
ボルダリングを子供に習わせることでの効果についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
・ボルダリングをする子供の良い効果は国が必要すると能力と一致している
・ルールやマナーを守れば、ボルダリングは危険なスポーツではない
・ボルダリングを始める歳は5,6歳がよい