
・臭いは対策すればいいの?
この記事ではこんな悩みを解決します。
ボルダリング(クライミング)シューズの手入れはシューズを長持ちさせるために重要です。
正しい手入れしないと臭いが凄いコトになってしまいます。。。
今回はボルダリング(クライミング)シューズの手入れの鉄則をご紹介します。
本記事を参考にすると、手入れの悩みが解消されて、お気に入りのシューズが長持ちしますよ。
・ボルダリングシューズの手入れの3つの方法
・シューズを長持ちさせる5つの習慣
・
手入れの前に押さえたいボルダリングシューズの特徴とは?
ボルダリング(クライミング)シューズを手入れをするときにまず押さえておきたいシューズの特徴が、シューズの素材です。
他のスポーツで使用されるシューズと異なり、基本的に大半がゴムパーツで出来ています。
更に登る際に必要な摩擦を生み出す「ソール」部分、シューズの強さを決めている「シャンク(芯材)」部分があります。
どの形状、メーカーのシューズも基本的にはこの構成となっています。
ボルダリングシューズの手入れ・3つの方法とは?
シューズの素材が分かったので、気になるボルダリング(クライミング)シューズの手入れについてお伝えしていきます。
シューズの手入れで押さえておきたい3つの方法は次のとおりです。
2.ソール調整と消臭
3.正しい洗い方
ボルダリングシューズの手入れ①:簡単だけど大事!汚れの拭き取りと乾燥
ボルダリング(クライミング)シューズで最も大事なのが毎回、使用後の手入れです。
実際に作業としては、「チョーク汚れの拭き取り」と「乾燥」です。
拭き取りにはどんなものを使用してもよいですが、絞った雑巾やタオルなどが良いでしょう。
引用:https://turzzy.hateblo.jp/entry/2018/12/10/184819
実際に拭き取るとこんなにも綺麗になります。
拭き終わったらシューズを乾燥させましょう。
裸足で履いてバッグの中にそのまま入ったまま・・・なんてことありませんか?
汚れたままの状態で放置しておくと、バクテリアが繁殖して臭いのもとになってしまいます。
乾燥させる際の注意点は、
- 風通しの良い日陰で乾かす
- 脱臭剤・乾燥剤を併用する
というところです。
ボルダリング(クライミング)シューズは熱の変化に弱いので、日向で一日中干すなどは控えましょう。
ボルダリングシューズの手入れ②:定期的なチェック!ソール調整と消臭
ボルダリング(クライミング)シューズの手入れの方法2つめは、定期的な「ソールの調整や消臭」です。
どんなに大事に使っていても、シューズのソールは消耗品なので減っていきます。特にシューズの側面のソールは、減りやすいです。
そのまま使用していると、減ってきたソール部分がはがれて、靴が壊れてしまいます。
そこでソールの調整として減ってきた部分よりも一回り大きめの範囲にゴムのりを塗り、1晩以上放置するだけです。
消臭については、専用の消臭剤を使用すると効果的です。
多くのクライマーたちに愛用されているのが「グランズレメディ」という消臭剤です。
とても効果があるという口コミが多いですが、海外の商品なので偽物も横行している模様です。
また、粉状なのでシューズを履いた時に靴下が汚れるなどのデメリットもあります。
使用は定期的に行いましょう。
ボルダリングシューズの手入れ③:水洗いは厳禁!?正しい洗い方とは?
ボルダリング(クライミング)シューズの手入れの方法最後は、「必要に応じた水洗い」です。
「水洗いはシューズを痛めるんじゃ・・・」とあなたはお思いになるかもしれません。
たしかに、ボルダリング(クライミング)シューズを水洗いしてしまうと、シャンク(芯材)部分が剥がれてきてしまうというデメリットがあります。
シャンクが部分がシューズからはがれてきてしまうと、シューズの性能が激減してしまうために避けたいところです。
しかし、これはシャンク(芯材)が「紙製」である場合のみで、最近のシューズは「合成樹脂」であることが多いため、水洗いも可能になっています。
ただ、正しい水洗いを行わないとシューズを痛めてしまうために、注意が必要です。
次の手順を参考にしてみてください。
②シューズを15~30分漬け込む
③気になる汚れはブラシでこすり洗い
④リンスを入れたバケツにさらに漬け込む(15分程度)
⑤2日間ほど陰干し
また、水洗いの方法として洗濯用洗剤なので漬け置き洗いする場合は、時間には十分に注意しましょう。
【初心者必見】ボルダリングシューズを長持ちさせる5つの習慣
ボルダリングシューズをお手入れするうえで、是非気を付けたいのが日ごろの習慣です。
ベテランのクライマーなら経験で知っていたり、周りの仲間が教えてくれたりしているものですが、初心者は知らないことが多いです。
こまめな手入れはもちろんですが、長持ちさせる5つの習慣をご紹介します。
・シューズのかかとを踏んで履かない
・新品のシューズを馴染ませようと揉まない
・消臭剤は使いすぎない
・シューズを車に放置しない
シューズ長持ちの方法①:バッグに入れっぱなしにしない
「3つの手入れ」でもご紹介した通り、ボルダリングシューズに必要なのは「乾燥」です。
家に帰ったら、汚れを拭いた後に必ず干すようにしましょう。
靴だけでなく、バッグも臭くなってきてしまいますよ・・・!
シューズ長持ちの方法②:かかとを踏まない
結構やりがちなのが、シューズのかかとを踏んでしまうというところです。
他の靴でもそうですが、ゴム素材でできたボルダリングシューズは強い力が加えられ続けると変形してしまいます。
かかとのフィット感がなくなってしまうだけでなく、パフォーマンスにも影響してきてしまいます。
シューズ長持ちの方法③新品のシューズを無理やり伸ばさない
新しく買ったシューズがキツ過ぎて、無理やり馴染ませようとして、揉んだり伸ばしたりしていませんか?
シューズが壊れる危険性があるので、無理やり伸ばすのは控えましょう。
それでも履き辛い場合は、メッシュ素材の袋を足につけてシューズを履くと履きやすいですよ。
シューズ長持ちの方法④消臭剤は使いすぎない
シューズの臭いが気になるからとついつい消臭剤を使いすぎていませんか?
特に除菌や抗菌効果をもったスプレーなどを多量に使用して、直接素足でシューズを履く場合は皮膚にいる常在菌も殺してしまうので、免疫力の低下してしまう可能性があります。
シューズ長持ちの方法⑤シューズを車に放置しない
車をお持ちの方で気を付けたいのはシューズの放置です。
臭いの面はもちろん、夏場で車内が高温になっているところにシューズを放置してしまうと、シューズが変形してしまう恐れがあります。
使用後との手入れはお忘れなく!
ボルダリングシューズの手入れまとめ
ボルダリング(クライミング)シューズの手入れについてお届けしましたがいかがでしたでしょうか。
シューズの手入れとして、
・定期的なソール調整と消臭
・必要に応じた水洗い
を行えば、シューズが良い状態に保たれて、長持ちすることがお分かりいただけたと思います。
是非、メンテナンスは欠かさずにボルダリングライフをお送りくださいね。